暁星小学校 他2校合格

我が家は、兄弟で先生のお世話になりました。

先生とお会いしたのは、長男が年長で、夏休み後の9月半ばを過ぎた頃でした。きちんと対策を取ってこられた方々が最後の総仕上げをしている時期になって、「息子を私学へ行かせたいです。」とお訪ねした私は、今思えば、なんとも無謀で図々しい母親だったと思うのですが、先生は嫌な顔一つせずに、スケジュールの合間を縫って個別に時間を割いてくださいました。短い間でしたが長男は、得意な絵をたくさん褒めて頂き、すっかり気を良くして楽しそうに通っておりました。さすがに最初に受験した難関校は記念受験となったものの、その後は、先生の適切なアドバイスとご指導により、無事合格をいただくことができました。

次男は、兄のような付け焼刃ではなく、少し時間をかけて取り組みました。プライドが高く、秘めた闘志は人一倍なのですが、引っ込み思案でお話するのが苦手な子どもでした。工作やプリントは好きでしたが、面接・発表となると気持ちが挫け、メソメソと泣いてしまうこともしばしば。困り果てて先生を再度お訪ねしました。

先生は、けして無理に子供のレベルに合わない難題を強いることはなさいません。どんな言葉で話したらよいかわからない次男に、少しずつお話のノウハウを伝え、一つできると褒め、ゆっくりとじっくりと付き合ってくださいました。初めのうちは「決まったお答え」がないと声が出なかったのですが、やがて「自分の言葉で伝えてみたい」→「自分で考えて伝えられた」→「僕はお話できる!」と、徐々にしっかりと受け答えができるようになりました。秋になる頃には、表情が明るくなり、良い自信と意欲に満ちてきました。そして試験(面接)が始まる10月には、堂々と大きな声で、しっかりと相手の目を見てお話ができるようになったのです。

そして、二人の子供たちの受験を通して、実は母である私が一番お世話になった、と思うこともあります。小学校受験に関する知識はもちろんですが、試験が近くなった時には、不安や焦る気持ちが増して考えがまとまらなくなるものです。そのような時、先生はいつでも笑顔で親身に聴いてくださり、それがどれほど支えになったことか。お人柄の良さについつい甘えて、後でお時間をとらせて申し訳ないと反省するほどでした。

さらに、常に子供の状態を一人一人よく把握されておられ、授業の後に一言「ここはもっとお家でも頑張ってみて。」、「今、とっても間違うことにナーバスになっているから、優しくね。」等、さりげなくアドバイスの言葉をよく頂きました。

このような様々な先生のサポートのおかげで、最後まで親子で慌てることなく、適度なペースを保ちながら乗り越えることができました。二人の息子が、毎日溌剌と元気に通学する姿をみながら、いまだに「大変だったけれど楽しかった」と懐かしく当時を振り返っております。 本当にありがとうございました。