東京女学館小学校 進学
私たちは年中の6⽉から樋⼝先⽣にご指導いただきました。
早⽣まれでもあり、決してペーパーも得意ではなかった娘が、3校からご縁をいただけたのは紛れもなく樋⼝先⽣のおかげです。
子どもの長所を伸ばす「引き出す力」
樋⼝先⽣にご指導いただき始めてから感じたことは、⼦どもの⽉齢や性格、志望校に合わせて、授業内容を考案してくれ、⼦どもの⻑所を引き出してくれるところです。これは⼤⼿幼児教室との⼀番の違いだったかもしれません。
娘は3⽉⽣まれだったこともあり、⾔語⼒や数字に関する問題に苦労する場⾯が多々ありました。⼀⽅で、⾊塗りや⼯作はとても好きだったので、その分野でまず「学ぶ楽しさ」を教わりました。樋⼝先⽣はとにかく褒め上⼿。得意分野はもちろん、苦⼿分野でもちょっとでも前よりできたら褒めちぎってくれます。そのおかげで娘も問題を解いていくことの楽しさ・⼤切さを⾃然に学ぶことができたと感じています。
本当に理解するまで「トコトン」一緒にやり通す
娘は⼀般常識や⼯作などは⽐較的得意だった⼀⽅で、年⻑になっても⾔語や釣り合いの問題が苦⼿でした。しかし、志望校で頻出する傾向があるということもあり、私たちは「いつになったらできるようになるのか」と不安になることがありました。
そんな中、樋⼝先⽣は「夏前までは徹底的に基礎をやりましょう。そこからおそらくこの⼦は伸びてくる」と娘の成⻑度合いに合わせた学習計画を⽴案。ペーパー上ではなく⾃分の⾔葉で説明できるまで対話をするなど、基礎的な感覚を養うことを年⻑の夏前まで繰り返しました。それが結果的にはよく、途中で娘が嫌になることもなく問題に取り組むことができました。本当に⼦どもが理解するまでトコトン⼀緒にやり通す。しかも焦らず、楽しく、本当にわかるようになるまで。頭ではわかっていても、なかなかできないことをご指導いただけて本当に感謝しています。
正しい「親子の生活リズム」はなかなか自然には身につかない
樋⼝先⽣に教わったのは、ペーパーや知識だけではありません。親⼦でどんな⽣活を送ることが⼦どもの成⻑につながるのか、どんな仕掛けを⽤いることが⼦どものやる気を引き出すのか。これまで培われた豊富な経験と、本気で娘のことを考えていただいたことで、適切なアドバイスを毎回いただくことができました。こうしたことは、なかなか家族だけで過ごしていたり、集団での幼児教室などでは習得できないことだったと感じています。
早寝早起きの習慣と、毎⽇必ず「お⼿伝い」をするという習慣は、受験が終わった今も続いています。⼩学⽣まで続く娘の⽣活に基礎を身につけられ、⼤変感謝しています。
親にとっても娘にとっても「心の拠り所」だった
「いつもの娘ちゃんらしくいけば、絶対⼤丈夫よ!」この⾔葉には何度も救われました。模試でなかなか平均点にも及ばないとき、娘の気分が落ち着かず1⽇の授業がムダになった時、願書や⾯接を⽬前に控えた時。時には進むべき道標を示してくれ、時には⼼の⽀えになってくれました。
娘も先⽣と話すのが楽しみになり、作品を作ったり絵を描く度に「樋⼝先⽣に今度みせようっと」と⼼を弾ませながらお教室に通うことができました。本当に樋⼝先⽣に出会えて私たちは幸せ者だと感じています。